雪というと思い出すのがウサギ、そしてウサギグッズをコレクションしていた父のこと

東京では16年ぶりとも、20年に1度ともいう大雪になりました。
私は雪が降ると必ずウサギを連想し、同時に亡くなった父のことを思い出します。

最近はほとんど見かけなくなりましたが、私が子どものころは、雪だるまのほかに「雪ウサギ」というのを作ったものです。
オムライス型に固めた雪をお盆に載せ、南天の実で目を、笹の葉で耳をつけるのです。

父がよく作って、玄関のところに置いていました。
父はウサギが大好きで、家で飼ってもいましたし、またウサギグッズをコレクションしてもいました。

父は口癖のように「ウサギは縁起が良い」と言っていました。
「ウサギはよく跳ねるだろ?だから商売がとんとん拍子に進む。
月の使いだから『ツキを呼ぶ』、大きな耳で福やお金を集めてくれる。
それに子どもをどんどん産むから、子孫繁栄にもつながるんだ」。

わが家は自営でお店をやっていましたので、父は特にそういうゲン担ぎをしたのでしょう。
子ども心に「良いこと尽くめで、なんだか出来すぎの話みたい」と感じたものですが、今となっては良い思い出。
こわもての父がウサギをかわいがり、ウサギグッズを集めていたのを思い出すと、ほほえましくなります。
ラバ 西宮